一般社団法人 災害復旧支援ダッシュ隊

令和3年7月 西日本豪雨(日本財団助成事業)

令和3年豪雨支援 活動成果(本事業は日本財団の支援もあり実施することができました)
日本財団助成事業
7月の豪雨を受けて神戸ヒューマンシールド・B-DASHと各地に分散して調査を実施。
調査の結果、孤立している雲南市湯村温泉に上記2団体が入ることになり、ダッシュ隊は九州の調査に行き、その帰りに現地で合流。

8月に再度の豪雨で、前回に土砂だしを一旦完了したものの、再度土砂流入の報告を現地から受けて活動を継続し、重機レンタル予定でしたが、神戸ヒューマンシールドの吉村氏が手配くださり、それを利用。地元ボラセンにも断られた案件で、数日前には、雲南市役所からも「継続のご協力感謝です」と連絡が事務局にありました。現場は広い敷地内に土砂が流れ込んだ床下や崖下の土砂撤去作業。

重機のアームが下まで届かないため、一旦ガードレール撤去して作業開始。土砂撤去は人力で土嚢袋に入れてそれを重機のバケツに入れて引き上げ、作業完了後に元に戻すなど、障害も多い罹災地でしたが土砂撤去、土砂撤去のために立木伐採、家屋の床下作業を中心に、コロナ禍の中、しっかりと抗原検査実施して復旧支援に従事させていただきました。

中国地方でも有数の温泉地であり、普段は遠方からの観光客も来られていた地域でもあったので、罹災された方々の衝撃も小さくはありませんでしたが、復旧が進み、地域のシンボルでもある紅葉、八重桜、大銀杏ライトアップなど我々もお伺いさせていただきました。

少しでもここを訪れた皆さんの心に残ればと・・・
また来たいなと思っていただけるような演出で、地元の復旧や心の癒しになればと。


令和3年7月豪雨

<国土交通省詳報>
<第10報>
<国土交通省緊急災害派遣隊(TAC-FORCE)>

<全社協>
<第6報>
7月10日13時現在
被害は全国1都・14県に及び、人的被害39名(死者9名、行方不明21名、負傷者10名)、住宅被害929棟(全壊2棟、一部破損16棟、床上浸水192棟、床下浸水719棟)が報告されています。

<災害救助法>
適用地域

静岡県(7月3日付)、鳥取県、島根県(7月7日付)、鹿児島県(7月10日付)で災害救助法が適用されています。
【静岡県】熱海市
【鳥取県】鳥取市
【島根県】松江市、出雲市
【鹿児島県】出水市、薩摩川内市、伊佐市、さつま町、湧水町

各県社協・災害対策本部の動き
<人吉市>情報収集中(伊佐市、さつま町)
<鹿児島県>情報収集中
令和3年7月9日からの大雨被害に関して,災害救助法が適用された市町を中心に社協等を通じて被害状況等の情報収集を行っています。【鹿児島県ボランティアセンター】
<鹿児島県災害対策本部>
土砂災害(特別)警戒区域の指定状況
<さつま町>募金受付開始
<出水市><薩摩川内市><伊佐市><湧水町>情報収集中
<島根県>情報収集中
<島根県防災情報>
◆2021年07月12日 08時14分、松江市は、警戒レベル4 避難指示を発令しました。
<松江市>情報収集中
<出雲市>情報収集中
<岡山県>情報収集中
<山口県>情報収集中
<鳥取県>情報収集中
<鳥取県危機管理室>
7月10日現在
床上浸水 8件
床下浸水 73件
<倉吉市>当面市内限定
【大雨の被害を受けられた方へ】
倉吉市社会福祉協議会とボランティアがお手伝いします。
大雨の被害で被災された住宅の片付けや家具の運び出し、清掃、その他お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
〇受付・活動時間 月~金曜日 午前9時~午後4時
〇受付場所 倉吉市社会福祉協議会
倉吉市ボランティアセンター(倉吉福祉センター内)
倉吉市福吉町1400 電話0858-23-5600
お電話、またはボランティアセンターへお越しください。
※市民の活動参加も併せて募集しています。
当面は、倉吉市民の方に限定してボランティアを募集します。
準備品として、マスク、軍手、スコップ、長靴等をご持参ください。
なお、活動にあたりボランティア活動保険の加入をお願いしています。
詳しくは、ボランティアセンターまでお問合せください。

<広島県>情報収集中
広島県社協の動き
ボランティア募集開始7月6日~
広島県社協では、7月9日(金)午前9時に「広島県被災者生活サポートボランティアセンター」を立ちあげました。
本日より、被害のあった市町に県社協先遣隊6人を派遣し、県内市町社協から被害状況等を収集しています。

<静岡県>
 <熱海市>静岡県東部地区にお住いの方のみ◆事前登録中
行方不明者の捜索活動が続けられているため、被災地域周辺道路の一部は一般車両が通行できない状況です。 ボランティア活動を開始するまでにはまだ時間を要すると思われますが、ボランティアセンター開設に向けて準備を進めています。 募集開始時期、募集範囲は、被災世帯数、活動エリア、地理的条件などを考慮し検討中です。

<沼津市>市内限定
市内原地区では100世帯前後の床上床下浸水を確認しました。今後、災害ボランティアセンター設置に向けて市と調整を行いますが、被害の状況からボランティア募集範囲は市内等の限定的になると見立てをしています。 (地域ささえあいセンター開設) 7月7日に、地域ささえあいセンターが開設されました。 沼津市内の原・浮島地区など河川の氾濫による浸水被害を多数確認しており、現在各自治会と連携し各世帯の調査を進めています。 今後は沼津市内にある日ごろから協力関係のあるボランティア団体等を中心として対応します。

<富士市>市内限定
市内東部地区(江尾地区)を中心に、市と連携し現地調査、情報収集を行いました。地域住民同士での片付け作業も進んでいることもあり、現時点の被害の状況から、富士市内のボランティアで対応できる範囲と判断しました。

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2021.07.10更新