コラム 「小さくても大きな一歩」
災害支援協定企業の油藤商事株式会社さんが、今年当初より進めていたバイオディーゼル燃料のマテリアル活用の本格出荷。エコ性能を重視した工業用製品の原材料として活用する。 廃てんぷら油を回収した廃食油リサイクル燃料。トラックやバス、発電機や重機のディーゼル機関の燃料として活用して20年。新しい活用方法を模索して、その第一弾としての新商品。ドラム缶4本を出荷。ここまでサンプルでのラボ試験、分析機関とのやりとり、SDSの改正など色々経験した。メーカーと会社をつないでくれたのは、30台前半の若き営業マン。骨のある営業マンだからこそ、できたご縁。
今回の納品にあたり、当社の燃料のエステル交換率(含有量)を測定したところ、EN14103規格で基準値96.5%のところ、99.6%の値。うん。安定的にいい燃料ができている。 最後の写真は、燃料精製時に副産物としてでるグリセリンの回収業者さん。こちらもボイラーの助燃剤として再利用。。しっかり循環している。
2017.07.20更新